健身練(けんしんれん)の活動を通じて得た健康情報をご紹介します。 http://www.eonet.ne.jp/~yorokobi/
気功療法にもいろいろな方が来られますが、そのなかで、きびしい食事療法を
されている方が来られます。そのひとつに、ゲルソン療法というのがあります。

帯津先生が書かれた”不良養生訓”に、ゲルソン療法のことが書かれていま
したので、ご紹介いたします。

本の内容です。

ゲルソン療法という食事療法があります。菜食と塩分ゼロの食事を続ける
ことで体の免疫力を上げる療法で、がんなどの疾病に一定の効果をもたら
しています。

この療法を研究・実践している研究所はメキシコにあり、以前、私の病院の
婦長さんに1週間、体験入院してもらう機会がありました。

帰国後、彼女に話を聞くと食事は煮崩れるほど煮込んだ野菜や、じゃがいも
を丸ごと焼いた料理で、1日目は野菜料理の効果に驚いたそうです。

体調が良くなり、便通の良さも実感し、健康とはこういう状態なのかと治療法
に納得したのですが、なんと2日目には早くも変化がおきました。

それはひどい頭痛で、あまりの痛さにくも膜下出血を疑ったといいます。

彼女はベテランの看護師で、何人ものくも膜下出血の患者さんをみています
から、それはあながち間違った診断ではなかったと思われます。

しかし、さすがは我が病院の師長です。彼女はここでピンときました。

この痛みはもしかしたら研究所で禁止されている塩分と関係あるのでは
ないか、と。彼女が塩コンブをはるばるメキシコまで持参したのか、その
理由を聞くのを忘れましたが、とにかく塩コンブを食べただけで、ひどかっ
た頭痛はピタッと治ったのです。

じつは私にも似たような経験があります。

長野県穂高の穂高養生園という施設でのセミナーに参加するため、3日間
そこで寝泊りをしました。

補高の空気は予想以上においしく、森林浴、気功、ヨガ、温泉など心身を
健康に保つ環境に恵まれました。

食事の玄米も私にとってはまるで問題はなかったのですが、唯一気になって
いたのは「禁酒」の項目でした。

参加するにあたり、施設のパンフレットにさっと目を通していたのですが、
心なしか「禁酒」の活字だけが太く見えていたのを思い出します。

そんな予想に反して、施設での生活は快適でした。補高の自然が私の体を
活性化させ、体内エネルギーもりもりと湧いてくるような感じさえしたの
です。酒のことも忘れていたのかもしれません。

ところが、帰りの電車の中で、急に頭痛に襲われたのです。私は頭痛持ち
ではないので、めったに頭の痛くなることはないので驚きと不安が広がり
ました。

そのとき、痛む頭を抱えながら師長の話を思い出したのです。

「こっちは塩ではなくて、アルコールだな」

新宿に駅に着くやいなや売店で缶ビールを買い、駅構内でグビリと飲み干し
ました。すると案の定、痛みはスッーと消えていったのです。

いくら酒の好きな私でも、酒は頭痛に効果がある!

というつもりはありません。医者として、そんないい加減な発言は控える
べきですが、食べ物や飲み物など体に入れるものは、あまり極端になって
はいけないという気もします。

あれはダメ、これもダメではなく、もう少し、本来の意味での”いい加減”
さがあってもいいのではないでしょうか。

本の文面はここまでです。

食に関しては、帯津先生の言うとおり、極端になってはいけないと思います。
おいしいものを、心から感謝していただく。

元気な身体は、不要なものは出します。塩分でもやたらと気にする方が
いますが、身体は勝手に調整します。

まじめな人ほど病気になるです。食の養生は大切ですが、たまにはおいしい
ものを腹いっぱい食べるです。
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