健身練(けんしんれん)の活動を通じて得た健康情報をご紹介します。 http://www.eonet.ne.jp/~yorokobi/
私は、以前から、気、潜在意識、心の作用について調査・
実践してきております。

気功療法を本格的にはじめて、この3月で丸10年にな
りますが、さらにこの三つの力をもっともっと使って、
心身の健康に役立てていきたいと考えております。

そのなかで、心の作用=プラシーボについて、気功療法に
来られている方から、番組の紹介がありました。

以前、放送された「NHK BS 世界のプラシーボ ニセ薬の
ホントの話」になります。

プラシーボと呼ばれるニセ薬が、本当に効果をもたらす例と、
そのメカニズムについて、とてもわかりやす内容でした。

番組の中の、いくつかの例をご紹介いたします。

●自転車競技選手のサプリメント
自転車競技が盛んなイギリスのマンチェスターから。

イギリスの大学で、トップアスリートに、サプリメントと
称(しょう)したプラシーボを投与(とうよ)する実験で
した。

選手には「新しいサプリメントの効果を見るための実験」  
と伝えて、協力をお願いします。

まず、選手には全速力で、トラックを自転車で、1周回っ
てもらいタイムを計ります。そして、そのあとカプセルを
飲んでもらいます。

カプセルを渡すとき、十数人の選手の半分の人には「あな
たは、ただのカフェイン」、半分の人には「あなたはサプ
リメントとカフェインの混合」と伝えます。

しかし、どちらも、ただのトウモロコシの粉だそうです。

それから2時間休憩したあと、また全速力で、トラックを
自転車で1周し、タイムを計ります。


選手によると、これはキツいのだそうです。普通は1日
1周で、タイムを計ったら、1日おくのだそうです。

結果は、サプリメントと言われて飲んだ人の半数は1回目
を上回るタイム、自己ベストを更新した人もいました。

選手も、「サプリメントのおかげで体が軽くなった」、
「2回目の方が段々楽になった」。ネタばらしをされた
あとも「効果はあった」と言っていました。

研究者によれば、プラシーボによる選手のタイム向上は
2~3%、これはトップレベルであれば、金メダルと
10位以下くらい大きな差ということです。


●脊椎骨折(せきついこっせつ)手術のプラシーボ
デヴィッド・カルムズさんというお医者さんは、脊椎に
セメントを注入する外科手術をしていました。

しかし、間違ったところに注入してしまっても効果が
あったという事例があり、手術のプラシーボ実験をしよ
うと考えたのです。

被験者になってくれる患者を募(つの)り、手術するとき
にはセメントの袋を開けるが、医者自身にも本物か偽物
(にせもの)か分からないようにしています。

患者にはどちらにしても、「大丈夫ですよ。すぐ終わり
ます」などと話しかけるのです。

この手術を受けた一人の患者さんは、台所で滑(すべ)
って転び、尋常(じんじょう)でないくらい痛かった
そうです。

病院にいくと、彼女は背骨の骨を折っており、彼の手術を
受けました。

結果、1週間でゴルフができるほどまで、回復したそう
です。彼女は実は、本当のセメントを注入されていな
かったのです。

彼女は、以前同じ手術を受けたことがあるが、違いは全く
なかったと話していました。

130人の被験者に対して、同様の実験を行ったが、プラシー
ボ群も、本当のセメント手術群も痛みの緩和(かんわ)や、
身体機能の回復などに、違いは見られなかったのです。


●高山(こうざん)での酸素ボンベ
イタリアのマッターホルン近くのチェルヴィニアという
ところ。

ここで、トリノ大学のファブリツィオ・ベネデッティ氏
が、ボランティアを募り、実験を行ったそうです。

酸素ボンベを担(かつ)いで30分、山の上をハイキング
してもらいます。ただし、半分の人は空の酸素ボンベ。

そのあと、被験者の心拍数、神経伝達物質などを測定した
そうです。

彼が注目したのは、PGE2という物質だそうです。血液中
の酸素濃度が下がるとPGE2の濃度が上がり、痛みや高山病
(こうざんびょう)の症状を起こすらしい。

ここで酸素を与えると、PGE2値は下がって症状が和らぐ
のです。

結果は、空の酸素ボンベの人でも、PGE2は下がったそうです。
プラシーボでも、本物の生理的変化が起き、苦痛が緩和さ
れているとのこと。

(PGE2は、プロスタグランジン2と呼ばれ、免疫の活性化に
も抑制にも関わる。ほか陣痛促進や肝臓への作用など、
いろんな機能をもつそうです)

●パーキンソン病の患者
バンクーバーに住んでいる患者さんの話です。

彼は、12年前からパーキンソン病の患者で、薬が手放せない
そうです。薬が無いと、目の前に玄関が見える距離でも座り
込んでしまい、たどり着くのに何十分もかかるほどなのです。

ブリティッシュコロンビア大のジョン・ストーゼル氏は、
このパーキンソン病の薬とニセ薬との効果を比較する実験を
行ったのです。

この患者さんは実験に参加し、プラシーボの方を飲んだそう
ですが、30~45分待ったところ、まっすぐ歩いて自分でも
トイレに行けたのです。

ジョン・ストーゼル氏によれば、パーキンソン病では脳内の
ドーパミンが欠乏(けつぼう)するのですが、プラシーボ
服用後の被験者の脳を見ると、ドーパミンの放出が見られ、
ドーパミンにより活動が弱まる線状体と呼ばれるところが、
たしかに活動が低くなっていたそうです。画像で見ても
活発な赤色が薄くなっていました。

つまり、ニセの薬でドーパミンを作り出せることになるの
です。ただ、パーキンソン病での効果は短時間しか続かない
そうですが、この患者さんは「短時間でも自分の体にドーパ
ミンが作り出せる能力が残っているのは希望が持てる」と
話していました。

ここまでが、番組の内容となっておりますが、アメリカの
ハーバード大学のプロジェクトやイギリスでは、プラシーボ
効果を医療に使う研究がはじまっているようです。

科学者たちは、プラシーボ効果のメカニズムを解き明かそ
うと挑戦を続けています。

日本には、昔から“病は気から”という、ことわざがあり
ますが、まさにプラシーボです。思い込むことによって、
体の中で、何らかの作用が現実に起きているのだと思います。

気功療法に、さらに応用していこうと思います。

以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうご
ざいます。

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