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中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!著書より抜粋  

「心に犬小屋を描いていて広大な邸宅は建たない。理想は高く持ちなさい」
これが中村天風先生の口癖であったそうです。

目標は高く明確に持ちなさいということです。

潜勢力を引き出すためには、潜在意識に訴えなければなりません。
それもあやふやに訴えては意味がありません。

目標を明確にして訴えなければ、潜在意識は目を覚まさないのです。

ある高校で、体操の時間に50人の生徒全員にチョークを持たせ、順番に
跳びあがらせ、塀に印をつけさせました。

私も中学校のときにやりました。手に白い粉をつけ、垂直跳び。一番高く
跳ん時点で、黒板のよな板に手で印をつけ、どのくらい跳べたか測定
しました。これと同じような状況です。

2回目はたいていの場合、学習効果がでて、1回目より高く跳べることは
わかっています。

それをやらせたところで、こう声をかけた。「おう、ずいぶん高くなった
な。この調子ならもっと高くなるはずだ。ではもう1回やろう。今度が最後
だぞ、思いっきり跳べよ」

また一斉に跳んだ。最後に一番高く跳んだところに、印をつけさせました。
そして数日後、同じ生徒を同じ場所に並ばせて、一人ひとりの一番高い印
の3割増しの高さのところに赤い線を引いたのです。

「これはこの前、君たちが跳んだ印だ。白い線は、みんながこれ以上跳べ
ないという渾身の力を込めて跳んだ線だ。今日はその線より高いところに
赤い線を引いた。この線を超えるように跳んでみてくれ」

生徒が、「エーッ」と声を上げるのを構わず、「いいか、赤い線を超える
んだぞ。よく見ろ。これを超えるんだぞ。一つ、二つ、三つ」と声をかけた。
すると50人中の26人がそれを超えたのです。

「どうだ」と目標を超えた26人に声をかけると、全員がニコニコして
喜びを感じていました。

次に別のクラスの50人の生徒を呼んで同じ実験をした。3回跳ばせて、
また同じように数日後、呼んだのです。ただし、このときは赤い線を引きま
せんでした。

「一番上が君たちの最高の印だ。この前に跳んで、これ以上はできない
という印だ。今日はさらに頑張ってもらうぞ。できるだけ跳んでくれ」

こうして一斉に跳ばせたところ、自己記録を上回ったのは15人。そこで
この15人を呼んで、「どうだった」と気持ちを聞いた。ところが満足
してニコニコしたのは、15人中、8人だけでした。

はっきりした目標がある場合と、それがない場合の差が歴然としている
ことがわかります。

はっきりした目標があって、しかもそれを自分の心に受け入れてチャレンジ
すれば、限界と思っていても超えられるのです。

そして、大切なことは、人間は目標を設定し、クリアすれば喜びを感じ
るということです。逆に目標を設定せずにやると、同じこと達成しても
喜びにならないのです。

だから、何をするにも目標を設定することが大切です。理想に向かい、
目標を達成しようと、信念に燃えて立ち向かったときに初めて奇跡は
生まれるのです。

しかも生きがい、やりがいがでて、喜びが生まれるのです。

中村天風先生は、「人の値打ちというものは、地位でもなければ名誉でも
ない。結果的には信念の二文字である」と言っておられます。

「心に犬小屋を描いて」というのは、低い理想を戒めているだけでは
ありません。

私も50歳をこえ、人生について、何をするのか、何をしているのか、
何を目的にやっているのか(生きているのか)、ハッキリしたいと
思うようになりました。

誰かに、生きがいはなんですか、とか人生の目標はと尋ねられて、自分は
何をしているのだろうと思うようなことがあってはなりません。

自分の人生の主人公は自分です。惰性に流されず、他人に振り回されず、
他人に強制される人生はあってはなりません。

潜在意識を呼び覚ますために大切なことは、積極的な心です。正しく、
清く、強く、尊い心。

明るく朗らかに、前向きに取り組む勇気ある心が必要です。

少し振り返りますと、早朝気功をはじめて8年、気功療法をはじめて5年
になります。将来的にどうしたいのか、理想の形を頭の中に描き、有限
の人生をフル活用していきたいと考えます。

この赤い線のように目標を高く掲げることが大切です。
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