健身練(けんしんれん)の活動を通じて得た健康情報をご紹介します。 http://www.eonet.ne.jp/~yorokobi/
この世の悩みがゼロになる 小林正観 著書より

ある方が、講演会の後のパーティでこのような質問をされました。

「私の友人がついこの間、がんで死にました。その人は『世の中には
悪いことをして人にイヤがられ、迷惑をかける存在でありながら
楽しく愉快に生きている人がいるというのに、私は何も悪いことを
していないのに、なぜこんな病気になって死んでいかなければなら
ないのか。理不尽ではないか。私が何か悪いことをしたというのか』
と言いながら死んでいきました。そのことについて伺いたいのです」
と言いました。

どうしてこんな不公平なことが起きるのかというのが質問の趣旨で
した。

私はこう答えました。

「がんになって、あと数ヵ月の命と言われたとき、例えば、自分の
好きな絵を描いて何十点か遺そう(のこそう)とか、作曲したり、
好きな曲を演奏して録音して遺そうか、本を書いたり短歌や俳句を
書いて遺そうとか、そういうふうに自分の存在証明を遺すということ
で気持ちを切り替えた人たちがいます。

そのような人たちには、宣告された期間が過ぎても死なない、という
ケースが多々ありました。

あと三ヵ月と言われた人が半年も生きていたり、半年と言われた人が
1年も生き延びているという事実に驚き、病院で検査をすると、がん
細胞が消滅している、というのです。そういう例が、世の中には多々
あるようなのです。

今の方のような、『ほかにもっと悪いことをしている人がたくさん
いるのに、その人たちには何も起こらなくて、何も悪いことをしな
いできた私にはなぜこんなことが起きるのか』という質問は、自分の
運命を恨み(うらみ)、呪って(のろって)、受け入れなかったこと
のストレスゆえのものだったのかもしれません。

自分が『正しく』生きてきたかどうかではなく、問題は『楽しく』
生きてきたかどうかなのです」

「正しい」ということを人生の中に掲げて(かかげて)生きてきた
人は、多分つらかっただろうと思います。

「正しい」かどうかではなく「楽しい」かどうか、です。自分でその
生活をしていて楽しいかどうか、それを基準にものを考えるという
ことが、実はとても重要なことのように思えます。

ですから、「自分は正しい生き方をし、ほかの人は正しくない生き方
をしてきたにもかかわらず、正しい私のほうが病気を得て、正しくな
い人のほうがのうのうと生きている」と考えること自体が、すでに
自分の体にがん細胞をつくっているということになりそうです。

悟りとは受け入れること。

受け入れるためには3秒あればよいのです。

1秒目、過去のすべてを受け入れること。

2秒目、現在のすべてを受け入れること。

3秒目、未来のすべてを受け入れること。

受け入れることが悟ることです。

「こうありたい」、あるいは「こうあってはならない」と思うことは、
そのどちらも執着ということにほかなりません。

執着していることが、自分にとってのストレスになり、ストレスが
体を壊していくようです。

ここまでが本の内容になりますが、皆さんもこのように思ったことが
あるかと思います。

気功療法に多くの方が来られますが、まず病気は自分自身がつくり
だしたということを受け入れてもらいます。

次が楽しく明るく生きてきたかということです。不安や悩みをかかえ、
四六時中、悔やんでいる方が多いです。

人間なので不安や悩みはあります。意識して、努力して明るく振舞わ
ないと、すぐに過去のことや未来のことを心配してしまいます。

これまで気功療法に来られた方には、夢や希望を考え、気功手帳に書く
ようにアドバイスをしていましたが、これが難しいようです。

そこで最近は、楽しくなることを考える、さらに遠慮なく欲をもつこと
をアドバイスしています。

やってみたいこと、手にしてみたいこと、行ってみたいことなど、
小さなことから大きなことへ、ちっちゃな一歩から大きな一歩へ。

考えるだけでもワクワクしますし、免疫力も生きるエネルギーも上が
ります。

正しいことも悪くはありませんが、やはり”楽しい”が一番です。

ついでに、老化を防ぐ方法です。

眉(まゆ)と眉の間にしわを寄せなければ、年はとらないということ
です。眉と眉の間には18本神経が通っていて、そこをキュッと刺激
されると、脳が老化物質を出すそうです。

老化物質をだしたときに、止める方法もあります。それは、エクボの
ところを刺激するのです。笑顔のツボでもあります。

ただ、これは面倒なので、一番の簡単な方法は笑うことです。

楽しいことをし、笑うこと。そしてすべてを受け入れることができれ
ば、体も心も魂も生き生きです。
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