健身練(けんしんれん)の活動を通じて得た健康情報をご紹介します。 http://www.eonet.ne.jp/~yorokobi/
皆さん、断食(だんじき)について記載いたします。

断食(だんじき)とは本来、少なくとも三日以上の断食をいいます。

その場合、あらかじめ何日間かの減食(げんしょく)期間を設け、
また断食を終えた後は少しずつ食事の量をふやす増食(ぞうしょく)
期間を設ける必要があるなど、カラダを厳しい状況におくことと、
そして期間を要(よう)します。

一般の人が自分ひとりで行うには不向きです。

そこで、誰もが自分ひとりでできて、しかも効果のある断食法が
半日断食(前日の夕食~当日の昼食まで18時間以上の断食)なの
です。2時間以内の誤差は許容(きょよう)範囲(はんい)です。

『軌跡が起こる半日断食 (故 甲田光雄著)』から、まとめ
させていただいております。

ここから、半日断食の話に入りますが、これまでの常識がくつがえ
されますので、しっかりとお読みください。

1)朝は出すことが最優先
私たちのカラダにとって、朝食を抜き、午前中に何も食べないと
いうことは、とても大切で、かつ重要なことです。

一日の時間のうち、夜が睡眠の時間なら、朝は排せつの時間です。
たいていの人がそう思っているでしょう。そこまではいいのです。

ところが、一方で、朝は朝食をしっかりとる時間であると、多く
の人が信じていて、そこに誤解が生じ、健康を損なう盲点になって
いるのです。

老廃物を排せつすることも、栄養をとることも、どちらも重要で
すが、順序があります。出すことが先で、入れるのはそのあとです。
残念ながら多くの方が気づいていないのです。

前日の老廃物が残っているのに朝食を食べると、いったいどうなる
のでしょう。

食べると、いちおう便は出ますが、腸の中はきれいになりません。
入り過ぎたから、仕方なく便の一部を押し出しているのに過ぎない
のです。

「でも、私は朝起きたら、まずは排便をして、その後に朝食をとる」
と主張する人もいるでしょう。「出してから食べており、排せつが
先だからいいのでは」と考えるかもしれません。

私もこの著書に出会うまでは、多くの方の考えと同じでした。

午前中は何も口にせず、そのぶん空腹時間を長くすることで、十分
な排せつが促(うなが)されるのです。

生理学的には、朝食を食べることで自律(じりつ)神経(しんけい)
(意志とは無関係に内蔵などの働きをコントロールしている神経)が
作用して、腸の蠕動(ぜんどう)運動(うんどう)(内容物を先へ送る
働き)が活発になり、排便が促(うなが)される、と一般的には説明
されています。

それは事実ですが、排便のしくみの一面でしかありません。

とことん空腹にしてこそ、腸の排せつ作用がほんとうに働き、
老廃物を排せつすることができるのです。

朝食を食べずに空腹の状態になれば、腸を活発にするモチリン
といくホルモンが分泌(ぶんぴつ)されることがわかっています。

1971年にカナダのブラウン博士が、腸内容物の排せつを促進(そく
しん)する消化管ホルモンのモチリンを発見しました。

午前中を空腹で過ごせば、それだけ排せつ能力が活発になり、
老廃物の排せつが促(うなが)されます。

2)便秘の方への知識
たとえば、便秘がちな人が、排泄がないのに朝食を食べたとしま
す。すると、なお便は出にくくなります。

この場合、排便があるまで何も食べないでいると、やがて腸が動
いてきて、便意をもよおします。

これも、空腹によってモチリンが分泌(ぶんぴつ)されたからです。

朝は排泄の時間帯であるにもかかわらず、朝食をとるから、便秘
になりやすいし、排せつが不十分になって宿便(しゅくべん)がたま
り、血液は濁(にご)ってしまい、体調を崩したり病気になったり
するのです。

3)宿便(しゅくべん)は万病のもと
一般に宿便は、腸に1年も2年もこびりついているコールタール
のようなものと思われていますが、実際に内(ない)視(し)鏡(きょう)
で調べてみても、そんなものが確認されることはめずらしく、
たいていは見当たりません。

そのため、現代医学では、宿便についてまったく無関心か、ある
いはその存在を否定しています。
  
見当たらない理由は、腸管(ちょうかん)には約百種類の腸内(ちょう
ない)細菌(さいきん)が、およそ百兆個も棲(す)んでおり、酵素(こう
そ)(化学反応を引き起こす物質)をどんどん出して便を分解して
しまうからです。

しかも、腸管の粘膜(ねんまく)は三日に一度くらいの割合で生まれ
変わるので、腸壁に便がいつまでもこびりつくことはありません。

ところが、断食をすると実際、ほとんどの人が大量の宿便をどっさ
りと排せつします。

ではいったい宿便とはなんなのでしょうか。

宿便とは、胃腸の処理能力を超えて食べ過ぎ続けた結果、腸管内に
渋滞する排せつ内容物なのです。

ただし、胃腸の処理能力以内に食べていても、水を飲まない、
食物(しょくもつ)繊維(せんい)をとらない、運動をまったくしない、
心配事があるなど、腸の蠕動(ぜんどう)運動(うんどう)を妨(さまた)
げる要因があれば、宿便はたまります。

処理能力を超えて食べ続けていると、胃腸が伸びてたれ下がり、
横に広がります。

そうなると、安定が悪いから、あっちこっちに胃腸がへばりついて
しまいます。

するとへばりついたところに癒着(ゆちゃく)が起こります。癒着(ゆ
ちゃく)したところは、変形して細くなったり、ねじれたりします。

そこに食べたものの残りカスが引っかかり、宿便として渋滞するの
です。

癒着(ゆちゃく)が進むと、その部分は横に膨(ふく)れて風船玉の
ようになり、腸マヒが起こり、腸が動かなくなります。宿便が
さらに渋滞する悪循環に陥(おちい)るのです。

4)どうして病気につながるのか
渋滞した宿便も、実際には、腸内細菌が出す酵素(こうそ)によって
何週間かで発酵(はっこう)(分解)されて消えてなくなるのです。

始末が悪いことに、異常発酵(腐敗(ふはい))して、それが体内に
吸収されてしまうのです。当然、その過程でできた毒素(どくそ)
なども吸収します。

東京女子医科大学の栗原(くりはら)毅(たけし)助教授も警告して
おられ、「ドロドロの血液」も、老廃物が排せつされていないのに
食べてしまうことが原因。濁(にご)った血液が循環(じゅんかん)
してしまう混乱で、さまざまな病気を引き起こすということです。

<引き起こす症状>
頭痛、肩こり、めまい、倦怠感(けんたいかん)、脳(のう)梗塞(こ
うそく)、心筋梗塞、ガン、膠(こう)原病(げんびょう)(関節痛、
筋肉痛、皮膚の硬化などを伴う難病)、アトピー性皮膚炎など。

このことをわかっていないのが現代人の盲点(もうてん)です。

5)食べ過ぎるからおなかがすく
私も同じでした。おなかがすくのは空腹(くうふく)の証拠(しょう
こ)。だから、おなかがすいたら食べなければならない、と思い
込んでいるのではないでしょうか。

人間のカラダは不思議なもので、食べるから、すぐにおなかが
すくのです。これは、胃が荒れているためです。

本来空腹を感じるはずではないのに空腹感がることを、偽腹(にせ
ばら)といいます。

現代人の多くは、多忙やストレスを理由に、夜遅い時間に飲食を
したり、間食も好き気まま、それによって慢性的に胃が荒れ、
宿便をどっさりとため込んでいます。

食べ過ぎるからおなかがすく、一見、矛盾のように思えるかもしれ
ませんが、このしくみを知ることこそ、重要です。

6)半日断食のやり方
朝食を抜くことです。ただ、いくつかの守っていただきたいこと
があります。

①朝食は食べずに午前中は水分のみとります。
つらい場合は、生野菜ジュースを飲んでください。さらに、つらい
場合は、朝食の量を減らすことから始めます。

②昼食と夕食の量は、ふだんより軽め(以前の8割り)にし、間食
や夜食をしないでください。
昼食後に眠くなるようでしたら、食べ過ぎです。

③水分は、500ml以上を。ただし、食事中と食後3時間は
飲まない(理由1)。 *できるだけで良いと思います。

(理由1)
おなかに食べ物があるときは、胃液を薄めますし、水分の排出が
抑(おさ)えられ、むくみの原因になるからです。

④慣れてきたら、昼食と夕食の内容は、肉や乳製品、油、刺激物は
避けます。理想は玄米(げんまい)菜食(さいしょく)。

*アルコールは、ビールなら大1本、日本酒なら1合、ウィスキー
ならW1杯。

⑤18時間以上食べないことです。2時間以内の誤差は許容(きょ
よう)範囲(はんい)です。

7)半日断食をしてはいけない人
特定の病気があっても、ほとんどの人が問題なく実行することが
できます。重篤(じゅうとく)な状態にある場合、一食抜いただけで
胃がもたれる場合、脱力感が強い場合は、避けたほうが無難です。

8)現代栄養学との違い
現代栄養学では、朝食を抜くと、脳のブドウ糖が不足し、脳の
機能が低下するという理由で、朝食抜きに反対しています。

それを裏付けるかのように、「朝食を抜いている学生は成績が
悪い」という報告があります。頭がボーッとして、カラダに力が
入りません。その実感が、朝食抜きはよくないというのです。

ですが、朝食を抜くと脳の機能が低下するという説は、机上の
空論(くうろん)に過ぎません。

半日断食を続けて行い、慣れてくると誰でも実感することですが、
ふらふらなんかしません。

かえって頭はすっきりとし、冴(さ)えわたってくるのです。

これはどういうことかといいますと、普通に食事をとっていると、
脳はブドウ糖のみをエネルギー源として使いますが、食事を抜くと
脳は脂肪を分解して、エネルギー源として使うということです。
 
カナダのオーエンス博士の研究でわかりました。

詳しくは、『軌跡が起こる半日断食 故(甲田光雄著)』の著書を
お読みください。専門的な説明が記載されています。
 
9)半日断食はスタミナをつける
甲田先生のお兄さんは農業に従事されていました。甲田先生が、
お兄さんに半日断食を提唱した際、お兄さんから怒られた経験が
あります。

「おまえは涼しい病院の中で、椅子に座っていれば仕事が勤まる。
しかし、毎日、炎天下にさらされ、泥にまみれながら体を動かし
農作物を育てなくてはならない、そんな人間が大事な朝食を抜か
せるか」というのが、お兄さんの言い分でした。

そこで、甲田先生が野良(のら)仕事(しごと)に参加することになっ
たのです。

朝食を食べているお兄さんと、食べていない甲田先生、どちらが
元気に仕事ができるかを競(きそ)おうというわけです。

著書の内容を省略しますが、甲田先生のほうに軍配(ぐんばい)が
上がりました。そして、お兄さんも半日断食の実践者になりました。

もりもりとご飯を食べても、消費されなかったエネルギーがカラダ
につくだけで、スタミナはつきません。少食の人ほどスタミナが
あります。

10)免疫を上げ、活性酸素を減らす
断食は、自然治癒力を高めます。半日断食を継続している人では、
免疫力も高まっていることは明らかで、たとえば、カゼを引きにく
くなります。なぜなのか、現代科学をもってしても明らかにはなっ
ていません。

ただ、断食を実行したら免疫が上がることは、九州大学の久保(くぼ)
知(とも)春(はる)教授が証明しておられます。リンパ球の免疫活性
が高まるとか、白血球が多くなるとか、免疫に関係する胸腺(きょう
せん)や副腎(ふくじん)の重量が大きくなるなど確認されています。

最近、活性酸素の研究が進み、私たちの健康に大きく関係している
ことがわかってきました。

活性酸素は、私たちの臓器や組織に障害を与え、ガンや動脈硬化、
老人性(ろうじんせい)痴呆症(ちほうしょう)などのいろいろな病気
を引き起こすというのです。

この活性酸素は、人体の酸素の消費量の約2%から発生するといわれ
ます。だから、酸素の消費量が激増(げきぞう)する厳(きび)しいトレ
ーニングや労働は、健康上あまり好ましくないというわけです。

半日断食の場合、酸素消費量が13%も減るというデータがあるの
です。それだけ活性酸素の産生量(さんせいりょう)も減るのです。

腫瘍学が専門の小林博さんが、著書『ガンの予防』の中で紹介されて
おります。
   
11)たくさんの効果
【ダイエット】
・水分の排せつが促進され、むくみが取れてきます。そして、カラダ
は脂肪を分解してエネルギー源として使うようになるので、すみやか
に脂肪が取れてきます。

半日断食をすると、体脂肪も減るが筋肉も減ってしまうのではないか、
と思っている人が少なくありません。また、やせ過ぎてしまうのでは
ないかと心配する人がいますが、こうした心配は無用です。

3ヵ月間は筋肉も多少へった状態が続きます。しかし、それ以降は
逆にふえて、元に戻ってくるのです。

そして、3ヵ月で5kg程度、体重が減ります。ある程度減ったら、
後は全く減りません。適正体重に落ち着きます。

一方、やせ過ぎの人が半日断食を続けていると、逆に理想的なところ
まで体重が増えてきます。

【美容】
・宿便が排せつされ、腸の状態がよくなって便秘や下痢が改善し、毒素も
排出されます。それによって、ニキビ、吹き出物、肌荒れが改善し、肌が
美しくなってくるのです。抜け毛や口臭・体臭が改善します。

【アレルギー、アトピー性皮膚炎】
・腸内に渋滞していた宿便が異常発酵(腐敗)する過程で、有害物質
が発生し、それとともに悪玉菌やカビなどもふえていきます。それら
が腸の粘膜を傷つけ、炎症を引き起こします。

こういう状態のとき、食物とともに外部から取り込まれたアレルゲン
(アレルギーを引き起こす物質)が腸まで達すると、傷ついた粘膜から、
それがどんどん体内へ侵入してしまいます。
 
半日断食をすると、腸壁のキズやただれが治り、血中に入ることなく
ブロックされます。

【高脂(こうし)血症(けつしょう)、脂肪(しぼう)肝(かん)】
・高脂血症は、血中に中性脂肪やコレステロールなどの脂質が過剰に
ある状態です。また、脂肪肝は、肝臓に脂肪がたまり過ぎた状態です。
主な原因は食べ過ぎです。

いとも簡単に改善できます。半日断食で十分です。

3日~4日で血液中の中性脂肪の値は正常になります。

血中の中性脂肪が全部使われて底をつくと、今度は肝臓の脂肪が使わ
れます。

こういうしくみで変化していき、大半の人が1ヵ月も半日断食を続け
ると、脂肪肝も一挙に改善します。

【高血圧、動脈(どうみゃく)硬化(こうか)】
・血圧が高くなる原因は、動脈硬化によって血管の中がせまくなって
いるからです。これは年齢的なものは別として、肉、脂、糖分などの
とり過ぎで、アテロームという脂肪の塊(かたまり)が血管の内壁に
こびりついているためです。
    
半日断食をすると、アテロームは溶けてなくなります。血液の流れが
よくなりますから、脳は血圧を上げる必要がなくなり、血圧が下がる
わけです。

【腰痛、肩こり、ひざの痛み】
・過食は筋肉や腱(けん)を硬くしますが、これには半日断食を実行して
少食にするのが最善の方法です。

変形性(へんけいせい)膝(ひざ)関節症(かんせつしょう)の場合、半日
断食を行うことで、身体が本来の機能を取り戻すことによって、すり
へったひざの軟骨(なんこつ)を元に戻そう、回復させようと働きだし
ます。

さらに、体重が減少すれば、ひざにかかる負担が少なくなり、ひざの
痛みがやわらぐのはいうまでもありません。

【関節リウマチ】
・ドイツのアオエルバッハ病院のバッハ博士が、断食によって免疫
抗体(IgG、IgA、IgMなど)が上昇するほか、好中球の殺菌
活性が上昇し、キラー細胞も増加すると報告しておられます。 

明らかではありませんが、関節リウマチに苦しんできた患者さんの
実験結果より、断食によって、腸内細菌の状態が改善しました。

上記以外に、脳卒中、心臓病、糖尿病、ウイルス性肝炎、肝機能
低下、慢性腎炎、多発性硬化症、全身性エリテマーデス、ペーチェ
ット病、慢性疲労症候群、潰瘍性大腸炎、心身症、慢性胃炎、慢性
腸炎、胃腸虚弱、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、冷え症、妊娠中や産後の
むくみ、妊婦性糖尿病、ガン、痴呆(ちほう)、老化予防と長寿など

断食は、単なる肥満解消、ダイエットの手だてにとどまるものではあり
ません。病気や不健康なカラダを、気と合わせて根本から治す手段なの
です。

この冊子をつくっている本日、半日断食をおこなっています。

腸は免疫の要(かなめ)の臓器です。少しずつから始めましょう。半日
断食によって、まずは腸を元気に、そしてカラダを元気に。

肉体である腸を半日断食で整え、気と心は気功療法で整えていくこと
で、相乗効果が期待できます。

<参考> 
軌跡が起こる半日断食 故(甲田光雄著)』

医学の進歩とは裏腹に、対処できない病気の種類がどんどん増えて
きています。

私の個人的な意見ですが、食べ過ぎ、キレイ過ぎ、カラダを動かさない、
発酵食品を食べない、これがたくさんの病気を作っていると考えます。

私の場合は、飲み過ぎがあります。毎日、反省中です。

今回は、このうちの食べ過ぎについて書きました。参考になさって
ください。

半日断食を週1日からおこなってはいかがでしょうか。

最初はつらいかと思いますが、だんだんとカラダが良い方向へと進ん
でいくと思います。
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