健身練(けんしんれん)の活動を通じて得た健康情報をご紹介します。 http://www.eonet.ne.jp/~yorokobi/
まずは、血管について、お話しいたします。

1)血管について

人の体全身には、血管が張り巡らされています。
足の先から頭のてっぺんまで、ほとんど隙間(すきま)なく、びっしり
張り(はり)巡(めぐ)らされています。

血管は、3種類があります。動脈(どうみゃく)、静脈(じょうみゃく)、
毛細(もうさい)血管(けっかん)です。

これらの血管をすべて合わせると、どのくらいの長さになるか、知って
いますか。私もびっくりしました。

なんと、全長で、10万キロメートルです。地球の赤道を、2周半できる
長さです。すごい長さですよね。

そして、最も細い毛細血管は、赤血球より小さくなります。
赤血球より細い血管を、赤血球はどうやって通り抜けるのでしょうか。

赤血球は、コンニャクのように柔らかいため、細長い形に変化して、
細い毛細血管を通り抜けることができるのです。

ちなみに、血液が全身を一巡りする時間は、およそ1分です。
1分で、地球を2周半しているわけで、信じられない早さです。

心臓から送られた血液が、体全身を巡り、血液は、酸素、栄養、
水分などを細胞に運びます。

細胞から出された二酸化炭素や老廃物などを取って、尿などとして、
体外に運び出します。おかげで、手足が動き、脳が働きます。
素晴らしい体の神秘です。

私たちは、神秘的な力によって、今ここに、生きています。

生まれたときから当たり前のようにある体ですが、感謝しなければ
いけませんね。ありがとう、血液さん、血管さんです。

それでは、本題の高血圧の話に入ります。

私が、23歳ぐらいだったかと思います。会社の健康診断で、
何度測定(そくてい)しても、最高血圧が140mmHgを越えていま
した。

このあと、会社からの指示により、病院で再検査をすることになり
ましたが、やはり最高血圧が140mmHgを越え、高血圧と診断され
ました。

病院からは、1週間分の薬(降圧剤)が処方されましたが、自分自身
で原因がわかっていたので、服用しませんでした。

ちょうどこのとき、仕事はうまくいっていない状態であり、また車で
事故を起こしてしまい、精神的なダメージが半端ではなかったのです。
そして、この不安な気持ちが、最高血圧を押し上げていると、自分自身
でわかっていたのでした。

2)高血圧のガイドライン

高血圧患者が4千万人、高コレステロール血症3千万人、糖尿病は予備
軍を含めて2300万人・・・・と、日本人にはすごい数の「病人」
がいることになっています。

これは、薬を売るための策略としか思えません。「このぐらいからは
治療したほうがいいよ」という高血圧の基準が、たいした根拠もなく
どんどん下がっているのです。

長い間、最高血圧の基準は160mmHgだったのが、2000年に
140に、2008年のメタボ検診では、ついに130にまで引き
下げられています。

50歳を過ぎたら「上が130」というのは一般的な数値ですから、
たいてい高血圧患者にされ、降圧剤を飲んで「治療」するハメになる。

体内の状況は人によって違います。それを一定の値で「血圧が高い」
と線引きすること自体に無理があります。

その結果、薬品業界はホクホクです。1988年には降圧剤の売り上げ
がおよそ2千億円だったのが、2008年には1兆円を超えて、20年
間で売り上げが6倍に伸びています。
血圧商法、大成功ですね。

高血圧の基準となる数値が10低くなると、血圧の患者さんが1000
万人増えるという現実があることを知っている方は少ないのではない
でしょうか。

総コレステロール値も、日本人は高いほうが長生きだと10年以上前
からわかっているのに、基準値はなかなか上がりません。

コレステロール低下薬のスタチン類は年間2600億円の売り上げが
あって、関連医療費はその3倍と言われています。

問題は、血圧やコレステロールを薬で下げると、数値は改善しても
早死にするリスクが高くなること。世界中の数万人規模の追跡調査で
はっきりしています。

ここで体験談を二つご紹介いたします。
こう言われると
「まさか、そんなことあるわけない!」
「高血圧は、薬を飲まないといけないって聞いたけど・・・」
こんなことを思われる方も多いのではないでしょうか。

しかし高血圧になっても、生活習慣や考え方を変えることで、血圧を
調整できます。なお、この冊子では考え方は省きます。

高血圧に限らず、最近では「薬では、本当の解決は得られない」と話し
たり、本を出版したりするお医者さんも増えてきています。

<<例:65歳・男性・トラック運転手>>
ある日、頭の後ろ側がパンパンに張った感じで、夜も眠れないように
なり、病院に行くと高血圧と診断されました。健康には自信があった
だけに大きなショックでした。

危機感を感じ、食事を一から見直し、身体のことを考えた食生活に
変えていきました。また慣れないながらも、自ら身体を動かすように
心がけました。

すると1ヵ月ほどで血圧が安定し、頭の痛みもなくなり、体調も良く
なりました。以前にもまして、仕事に汗を流しています。

<<例:65歳・女性・主婦>>
パートの仕事をしながら、家庭を守り、ようやく子育てを終えました。
体調がすぐれず病院を訪れた時、高血圧だと診断されました。

頭が重たく、起きているのもしんどくて、すぐに横になりたくなる
ようなだるさが、続いていました。

この方も、少しでも身体を動かすようにと、散歩をし始め、食生活も
身体のことを考えたものに変えていきました。

すると、1ヵ月ほどで、血圧も安定し、だるさや疲れも無く、寝つき
や目覚めも良くなりました。また、つらかったひざの痛みも毎日歩い
ていると、ずいぶん楽になりました。

このお二人は、なぜ血圧を安定させることができたのでしょうか。

何も特別なことをした訳ではありません。毎日の生活を見直し、血圧を
安定させるコツをつかんだことで、身体にある自然治癒力(しぜんち
ゆりょく)が働き、本来の健康を取り戻したのです。

実は、お二人がそのことに気づいたのは、“血圧の仕組み”を理解した
からだったのです。

3)血圧が高くなる仕組み

「塩分のとりすぎ」、「太りすぎ」、「ストレス」など、様々な理由が
あげられますが、もっとも問題なのが、血液中に過剰な栄養分が余っ
てしまい、血液の流れが悪くなる『ドロドロ血液』なのです。

「血がドロドロになる」とは、血液の中の余分な栄養が、のりのよう
に赤血球にくっつくことで、赤血球同士が鎖(くさり)のようにつな
がってしまい、血管の中が流れにくくなってしまうのです。

そうするとひどい場合には、血管が詰まってしまい、脳梗塞(のうこう
そく)や心筋梗塞(しんきんこうそく)などを引き起こしてしまう
恐れがあります。

しかし、私たちの身体はよくできたもので、そうならないように、
身体の中では、自然に安全装置が働くようになっています。

つまり、血がドロドロになり、血管の中を流れにくくなると、私たちの
心臓は、身体のすみずみまで血液を送り出そうと、一所懸命に動いて
くれるようになるのです。

このように心臓が血液を送り出すために圧力を強めた状態。これが、
高血圧と言われる状態です。

◎血がサラサラになると、血管の中を血が流れやすくなります。
       ↓
◎そうすると、身体の中の血の循環、つまり、血のめぐりがよく
なります。
       ↓
◎すると、心臓の負担が少なくなり、血圧が下がって安定します。

では、どうすれば、血の「めぐり」がよくなり、血が「サラサラ」に
なるのでしょうか。


4)簡単!15分で血のめぐりがグーンとUP

では、血のめぐりをよくするのに、最も効果的なことは、運動なのです。
「なんだ、そんなことかぁ・・・」と思われるかもしれませんが、
身体を動かすことで、確実に血のめぐりはよくなります。

ご紹介したお二人も、散歩をして身体を動かすことで、血のめぐりが
よくなっていったのです。

男性は一日に1時間ほど、女性は週に2~3日、1回1~2時間ほどの
散歩を続けました。その習慣が血のめぐりをよくしたのです。

散歩(ウォーキング)は、身体に負担をかけず、酸素を取り入れながら
カンタンにできる有酸素運動の代表格でもあります。

また、散歩の中に「その場スキップ」を取り入れてください。毛細血管
は、年とともに、細胞同士の「接着」が甘くなってしまいます。

すると血液が途中で漏れ出してしまい、毛細血管の劣化を引きおこし
ます。しかし日ごろから十分な血流があると、細胞がお互いにくっつき
あって、血液の漏れを防ぎ、健康な毛細血管を生み出してくれるのです。

その場スキップで、ふくらはぎのポンプ機能を強め、足の下の方か
ら血液を戻す力を高める効果が期待出来ます。

散歩の時間についてですが、最初から1時間は、さすがに難しいか
もしれませんが、10分程度のカンタンにできることから、はじめ
てみてください。その場スキップも1分ぐらいからはじめてみてく
ださい。

でも、そうは言っても身体を動かす習慣もないし、また時間もなく、
なかなか始めにくいなぁという方におすすめなのが、「血圧気功法」
です。ここでは、気功法の一部をご紹介します。

①肩回し:前から後ろ、後ろから前へと回します。肩や肩甲骨の
裏側の血液やリンパ液の流れがよくなります。
上げるときに息を吸って、下ろすときに息を吐きます。

②呼吸法:口から、細く長く、ゆっくりと息を吐いていきます。
   吐ききったところで、鼻から空気を吸い込みます。
      吐くときには、身体全身の力をぬきます。

5~10分ほど続けましょう。

③腕さすり:腕から指先への血流UPのマッサージをします。

④耳こすり:手のひら全体で、耳ツボを刺激します。      
耳の表、裏をこすります。

⑤かかと上げ:親指から小指に順番に体重を移動させていき、
かかとを上げていきます。


5)ドロドロからサラサラへ

これは、高血圧だけでなく、ほとんどの病に言えることですが、
食べ過ぎが要注意なのです!!

◎食べ過ぎてしまいます。
    ↓
◎吸収しきれない余分な糖や脂肪が、血の中に残ってしまいます。
    ↓
◎余分な栄養分が、赤血球同士を鎖のようにくっつけて、血が
流れにくくなります。
    ↓
◎ドロドロ血液になってしまいます。

健康法として、断食(だんじき)や少食が取り上げられるのも、
この仕組みが関係しています。

よく“腹八分目が病なし”と言われますが、この身体のメカニズム
からも正しいことがわかります。

食べすぎは、身体にとって大きな負担になっているのです。また、
食生活では、塩分をひかえる、緑黄色野菜を食べる、海藻類を
食べると言いますが、私にはできませんし、続けられません。

そこで、カンタンに誰もができることをご紹介いたします。

それは、お酢なのです。皆さん、知っていましたか。お酢は、
1万年前から存在する最古の調味料の一つなのです。

疲労回復や消化吸収をよくしたり、殺菌作用があったりと、幅広い
効果があります。

このお酢が、血圧にとっても強い味方となってくれます。お酢に含ま
れている「クエン酸」は、血液の中の血小板が固まるのを防いでくれ
る働きがあります。

つまり、血がドロドロになるのを防いで、血を流れやすくしてくれ
ます。しかも、お酢の効果はこれだけではありません。

お酢を飲むと、身体の中に「アデノシン」という物質が発生します。
このアデノシンは、狭くなった血管を広げて、血液を流れやすくして
くれるのです。

さらに、クエン酸は、ガンにもすごく効果があるということがわかっ
てきました。

では、お酢をどのようにとればいいのでしょうか。
それは、果実酢(かじつす)です。

例えば、リンゴ酢とキウイの場合は、

①保存できる瓶(ビン)にリンゴ酢を入れます。
     ↓
②そして、キウイの皮をむき、輪切りにして入れます。キウイ
2個分入れます。
     ↓
③角砂糖を入れます。
     ↓
④そして2週間で完成です。
     ↓
⑤2週間後、コップ1杯に大さじ2杯分のリンゴ酢+キウイを入れ、
水またはお湯を注いで飲みます。

リンゴ、バナナ、ブドウなど、いろいろな果物といくつかのお酢を組み
合わせることにより、たくさんの効果が期待できます。

それでは、今回の高血圧対策(血圧の安定対策)をまとめますと、
以下の三つになります。  *免疫力も高まります!

◎身体を動かす(散歩)。または血圧気功法をおこなう。

◎食事は腹八分。
よく噛んで、ゆっくり食べれば、満腹中枢の働きによって、食事の
量を少なくできます。だいたい15分で満腹中枢が働きます。

◎お酢をとる。おすすめは果実酢。


6)高血圧は自然な身体の反応
              (埼玉県 おおみや診療所の松本医師)

そもそも年齢を重ねると血圧が高くなるのは、自然な身体の反応で、
病気ではありません。
年とともに、血管も老化し硬くなります。そして、硬くなった血管を
通って血液を身体のすみずみまで届けるには、血圧を上げて、力一杯
(ちからいっぱい)に血液を押し出す必要があります。

こうして加齢と共に血圧は高くなりますが、それは身体にとっては
自然なことで、年齢に90をプラスした数値が血圧の適正値となります。

つまり、60歳なら150、70歳なら160が適正な血圧です。

7)降圧治療で脳梗塞(のうこうそく)の恐れが2倍に

「血圧が高いと脳卒中が心配」と言う方も多いかもしれません。
しかし、2006年12月31日の日経新聞の記事で、降圧治療で脳梗塞の
発症率が2倍に増えるという論文が発表されました。

脳梗塞は、脳の血管がつまり、脳の組織や細胞が死んでしまう病気ですが、
実は、心臓は血圧を上げることで、脳の血管につまったゴミを押し
流そうとしています。

そこに薬で無理やり血圧を下げると、ゴミは残ったままで血液の流れが
弱まり、脳梗塞を起こす危険が高くなってしまうのです。

脳梗塞や心筋梗塞など、最初に気功療法に来られる方に、よく質問を
します。

質問の結果、こういった血液の詰まりが原因となる症状の多くの方は、
ほとんどと言っていいほど、以前から降圧剤を服用しているのです。

血液は、体にとってもっとも大切です。降圧剤や血液をサラサラにする
薬を、症状によっては一時的に服用するのはしかたないことかもしれ
ません。

しかし、“長期間”または“あたりまえ”に服用するのはどうかと思い
ます。

身体を動かし、食生活での工夫をしながら、医師との相談のうえ、薬の
量を減らしていく、または服用をやめればいいかと思います。

ぜひ、皆さまの健康な暮らしのサポーターとして、お役立てください。

一人でも多くの方が、自然に血圧を調整でき、毎日イキイキと健康に
すごしていただけることを心から願っております。
 

<参考>
・医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生き
 する方法               (近藤誠医師)
・自然治癒力をともに高める会の冊子

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